目次

#026 月夜にはブルース
#025 野良猫
#024 雨が降る
#023 お前が好きだ
#022 からっぽの夜
#021 ココロ
#020 サヨナラベイビー
#019 あなたをおもう
#018 月夜の下で
#017 帰り道
#016 今日もいつもどうもありがとう
#015 Hrad rain
#014 そしてまた今日が始まる
#013 明け方の町で
#012 真夜中のハイウエイ
#011 お願いベイビー
#010 声をきかせて
#009 Stardust blues 〜あなたに会いたくて〜
#008 いつまでこの雨に打たれてりゃいいんだよ
#007 笑うなよ
#006 夕暮れサンドイッチマン
#005 ひとりぼっち
#004 さよならの唄
#003 ○×△□の唄
#002 bye bye my friend
#001 Cloudy

#000 25 song's

雨が降る

雨が降る
心にしみるように
雨が降る
この街に降り注ぐ


夜は長く 空はさみしく
時は冷たく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には見えない
何を信じろと 俺には見えない
この闇の中 目をこらせ



風が吹く
目も開けられない位さ
風が吹く
この街を吹き抜ける


心は遠く 言葉は儚く
声は頼りなく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には聞こえない
何を信じろと 俺には聞こえない
この闇の中 耳をすませ

月夜にはブルース

月夜にはブルース

【Play】

蒸し暑い夜の冷えたビールもいいけど
俺の声はどこまで届いてんだろな
笑ってばかりの毎日もそりゃ楽しいだろうけど
なかなかそうもやってられんのよね
 
突然降り出した雨 でも傘はいらんよ
どうせすぐ上がるいつもの雨さ
あいつのやり方みたいに
喉元過ぎりゃ忘れちまうから
そしてまた同じ事を繰り返し、繰り返し
 
本当は気付いてんだよな
みんな本当の事をさ
俺もそうさ でも知らないフリさ
それが何より きっと何よりなんだよ
それよりどうだい一緒に歌わないか、ブルースをさ
 
雨上がりの夜空を見上げて
口づざむのはブルース 一番、お似合いさ
 
月夜にはブルースさ、そうだよね 
口づさみながらお家へ帰ろう
ビール飲み干したら 明日は休みだ


そしてまた今日が始まるどこにいたって始まる
昨日回したルーレットが決めたような明日の今日さ
何にもないならサヨナラ、また会う日まで
とかなんとか言いながら手を振ろうか
 
点滅を始めた信号 次を待つのか先を急ぐか
行ける距離はたかが知れてるのは知ってる
前人未到を目指してる訳でもないから
今日の所はここいら辺りで腰を下ろそうか

野良猫

野良猫


あやふやなこの街で確かなものを探しては
偽物ばかり掴まされてまた泣き寝入りの野良猫さ


「温もりなんかいらんよと」何度も吐き捨てては
空っ風にさらされて丸くなって眠る野良猫さ


悩むのもほったらかしで
くたびれてっからほったらかしで
傷の手当てもほったらかしで
知ったか顔で胸を張る


見上げた夜空 今にもなくなりそうな三日月
頼りない言葉しか出てこないお前は
首をすくめて乗り損ねた夜風に
見つかりっこない答えを今日も探してる



やり方も知らずにこの街で走りっ放しで探してる
悪者の顔をしながら狼のふりをする野良猫さ


「優しさなんていらんよ」とお月さんにつぶやいては
適当な素振りでかわしながら「大丈夫さ」の顔ですます野良猫さ


理由なんかほったらかしで
意味なんかどうでもよくて
いつも散らかしっぱなしで
知ったか顔で胸を張る


見上げた夜空 今にもなくなりそうな三日月
頼りない言葉しか出てこないお前は
首をすくめて乗り損ねた夜風に
見つかりっこない答えを今日も探してる


13/05/10

雨が降る

雨が降る


雨が降る
心にしみるように
雨が降る
この街に降り注ぐ


夜は長く 空はさみしく
時は冷たく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には見えない
何を信じろと 俺には見えない
この闇の中 目をこらせ



風が吹く
目も開けられない位さ
風が吹く
この街を吹き抜ける


心は遠く 言葉は儚く
声は頼りなく 何も教えちゃくれない


ホントはどこさ 俺には聞こえない
何を信じろと 俺には聞こえない
この闇の中 耳をすませ


13/05/07

お前が好きだ

お前が好きだ


お前はどうだ あれからどうしてる
俺はまだまださ あぁ、なかなかね


あれからの俺はといえば
そこにはない水平線を描くように
ココロを分けてみたりさ


そんな毎日さ こんな毎日さ


あの日つないだぬくもりが今でも残ってる
そうさ 二人で分け合ったココロさ
今でも変わらずお前が好きだ



永遠なんて ありゃ嘘だ
そりゃ分かっちゃいたけどよ


それでもどこか求めてしまうのは
ただの欲張りなんか?
いや、そうじゃないよな


あれからどの位
あれから経ったんだろな


あの日つないだぬくもりが今でも残ってる
そうさ 二人で分け合ったココロさ
今でも変わらずお前が好きだ


13/08/16

からっぽの夜

からっぽの夜


夜はいつもさみしいから
今夜はちょっとそばにいておくれ
今日もなんだか乗り遅れた気分
いつもの事だが今頃になって効いてくる


言葉なんていらんから
足りないぬくもりをうめてくれ
明日になればきっと大丈夫だから
そうだあの唄をまた聞かせてくれよ


あぁ、俺をつつむ闇の中に
あぁ、差し込む月明かりがまぶしい



夜がもうすぐ終わるから
あともう少しだけ一人にしないでくれ
写真の中 あの日笑ったまんま
褪せてくお前 俺の時計は止まったまんまだ


あぁ、俺は一体どこへ行くんだろう
あぁ、音がする カラカラと空っぽの音がする


あぁ、俺をつつむ闇の中に
あぁ、差し込む月明かりがまぶしい


13/08/16